免許合宿から途中で帰ってきたら返金してもらえるの?

運転免許1

免許合宿では教習所が用意した宿泊施設に泊まりながら、短期間での運転免許取得を目指すのですが、その際の料金は基本的に前払いとなっています。前払いということは、もし免許合宿中に急な用事が入り宿泊施設から急いで帰らなければならなくなった場合でも支払った料金は返金してもらえないのではないかと不安に思っている方も多いと思います。

そこで今回は免許合宿中に帰ってきた場合に返金してもらえるのかを解説していきます。


免許合宿が始まる前にキャンセルした場合

免許合宿に参加しようと思って申し込んだものの、免許合宿中にどうしても外せない予定が入ってしまったため免許合宿への参加をキャンセルした場合、もちろん返金をしてもらうことは可能ですが全額返ってこない場合があります。

まだ宿泊施設も利用していないし、教習も受けていないのだから全額返ってくるのではないかと思われる人もいるかもしれませんが、直前になってキャンセルするとキャンセル料が取られるのです。例えば旅行に行くことになっていてホテルを予約していたものの、直前になってキャンセルしなければならない事情が発生しキャンセルした場合、ホテルに対してキャンセル料を支払う必要がありますよね。

それと同じように免許合宿の場合でもキャンセル料が必要となるのです。

キャンセル料が具体的にいくらかというのは教習所によって異なるので一概には言えませんが、申し込み日から教習開始3週間前までは0円、教習開始20日前から教習開始4日前までは2万円前後、教習開始3日前から教習開始当日までは3万円というのが大まかな目安となっています。

このように教習開始日に近づけば近づくほどキャンセル料は高くなるので注意しましょう。

クーリングオフは利用できないの?

クーリングオフとは契約から一定期間の間であれば、消費者の側から契約を一方的に解除できるという制度ですが、これを利用すればキャンセル料はかからないのではないかと疑問に思う人もいるでしょう。しかしクーリングオフ制度は本来訪問販売などでその場の空気にのまれて契約してしまった消費者を守るための制度ですから、誰に強要されるでもなく自発的に教習所について調べ、契約内容に納得した上で申し込んでいるという免許合宿の場合にはクーリングオフ制度を利用することはできないと考えられます。

免許合宿が始まってからキャンセルした場合

実際に教習が始まってからなんらかの事情で退校した場合は一定の範囲で返金を受けることができます。基本的には前払いした額から教習費用や解約手数料を差し引いた額が返金されることになっています。教習費用とは、入学金や退校するまでに受けた学科の授業や教習にかかった費用、教材費や修了検定を受けていた場合には検定費用、さらには宿泊費や食費のことを指します。

つまり免許合宿が始まってからなるべく早い段階で退校する場合の方が、ある程度の期間を過ごしてから退校するよりも多く返金が受けられるということになります。しかしここで注意しなければならないのは、技能教習で合格をもらえず何度も補習を受けていた場合には追加料金が発生し返金をしてもらえない場合があるということです。

また免許合宿においては教習所までの往復の交通費を支給してくれるところが多いですが、免許合宿中にキャンセルした場合にも交通費を支給してもらうことは可能なのでしょうか。結論からいうと返金をしてもらうことはできません。

あくまで教習を最初から最後まで受け、無事に卒業した人にしか交通費は支給しないというように規則で決められているのです。

退校させられた場合にも返金してもらえるの?

免許合宿では「不正に教習や検定を受けた場合」や「公序良俗に反する行為を行なった場合」、「他の教習生に迷惑をかけた場合」、「教習所の規則や職員の指示に従わなかった場合」などには強制的に退校させられることがあります。

このような場合にも返金が受けられるのかということについてですが、このような場合には返金を受けることはできません。教習中だけ気をつけて真面目に行動していればいいというのではなく、宿泊施設の門限を守らなかった場合や、食事の時間に毎回遅れてくるというような場合にも退校処分が下されることがありますので注意しましょう。

このようにして退学処分を受けた場合には返金を受け取れない上に往復の交通費も出ないので、絶対に退校処分を受けないようにしてください。

転校したい場合にはどうなる?

普通車・普通自動二輪・大型自動二輪・準中型・中型・大型・普通2種・中型2種・大型2種の免許を取得しようと考えている場合には、教習を開始してから9ヶ月が教習期限となりますが、この教習期限を迎えるまでにいくつかの教習所を転々とすることは自由だとされています。

なんらかの事情で免許合宿から帰ってこなければならなくなった時、退校という手続きを取ってしまうと実施した教習項目が引き継がれることなく、次に免許を取ろうとした時にはまた一から教習を受けなければならないということになってしまうのですが、転校という手続きを取れば実施した教習項目を引き継ぐことができます。

したがってどうしても免許合宿をやめなければならないという場合には、転校という制度があることを思い出してください。この転校という制度を利用することになった場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか。基本的には同じ教習所で最初から最後まで教習を受けた場合よりも6万から12万円ほど多く支払うことになると考えられています。

元いた教習所からの返金はいくらくらいかと言うと、先ほど「免許合宿が始まってからキャンセルした場合」でお話ししたように前払いした料金から、それまでに実施した学科や教習にかかった料金、宿泊費や食費などを全て引いた額が返金されることになっています。

そして転校先の教習所ではどのくらいの金額を払わなければならないのかと言うと、入学金やまだ実施していない学科や教習にかかる費用、さらに教材は教習所によって異なるので教材費などのお金がかかります。この時にかかる費用がおおよそ6万円から12万円となっているのです。関連…全国のおすすめ教習所情報が満載!|合宿免許ハンターで激安・格安プランを検索、予約!

⇒免許合宿でパンフレットを取り寄せる

詳しくは各教習所のホームページを確認すること

ここまで免許合宿から途中で帰ってきた場合に返金を受けることができるのかについてお話ししてきましたが、どのような場合に返金するか、返金するとしたらどのような基準で金額を決めるのかは厳密には各教習所が独自の規則で定めています。

したがって実際にどのくらいの額が返金されるのかについては自分が行く教習所のホームページで詳細を確認するようにしましょう。